ツタンカーメンの父、アクエンアテンの謎に迫る
お知らせです。
2025年12月25日発売の月刊ニュートン2月号で、「歴史から消されたエジプトのファラオ」を掲載しました。

エジプトの有名なファラオであるツタンカーメンの実父アクエンアテンは、エジプト史上もっとも謎に包まれた人物です。
彼は古代エジプトの多神教を否定して、太陽神アテンを奉ずる一神教への宗教改革を断行しましたが、周囲との軋轢のため歴史から抹消された謎のファラオです。

その世継ぎであったツタンカーメンは、幼名がツタンクアテンTutankh-atenだったのですが、後年にツタンカーメンTutankh-amenに変えられました。
つまり改革者の父が付けた和名「アテン神atenの生ける似姿」を、古代エジプト多神教の最高神アメンamenに置き換えられたのです。

アクエンアテンの宗教改革は後代まで影響を及ぼし、結局当人とツタンカーメンを含む4代のファラオがエジプト正史から抹消されました。
時代は飛躍しますが、20世紀のツタンカーメン墓発見の後、有名な心理学者フロイトが、アクエンアテンを世界初の一神教の創始者として注目しました。

そして旧約聖書の「出エジプト記」の預言者モーセとの関連性を説き、近年アクエンアテン・ミステリーが世界を席巻しています。

詳しくは月刊ニュートンにてご覧ください。
https://www.newtonpress.co.jp/newton.html(発売期間のみ有効です)
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